個人的に、最も想い入れのある作品が、
手首にぐるぐる巻きつけるタイプの
ラップブレスレットです。
それは、製作に手間と時間、
そして技術を要するという理由だけでなく、
ラップブレスレットという形そのものが、
どこか人の一生のように思えるから。
ラップブレスレットは基本的に、
一本の革紐に
一本の針と糸で石を編み付けて作ります。
糸を継ぎ足すことなく、
まるで反芻するかのように
一粒の石に二度糸を通しながら、
同じ工程をひたすら繰り返していく。
その姿が、
どこか"生きること"と重なる気がするのです。
人は日々、
なにかを感じたり、迷ったり、
学んだりしながら生きています。
同じことの繰り返しのように見える毎日も、
振り返れば、少しずつ歩いてきたことに気づく。
ラップブレスレットを作っていると、
そんな人生の営みを思い出します。
だからこそ、
私はこの作品を大切にしたい。
自分の人生を大切にするように。
olie のラップブレスレットを身につけるとき、
そんな感覚をふと思い出していただけたら、
作り手としてとっても嬉しいです。
